ぼくは常に「何か買う車」を探しているために頻繁に試乗を行いますが、そのぶん自動車ディーラーの訪問頻度は高くなることに。
中古車も含めると年間に50台ほどの試乗を行いますが、そんな中でいくつか気づいたことがあり、それについて記載してみたいと思います。
主にはコミュニケーションについてで、ディーラーに対し失礼のないよう、かつきちんと対応してもらうためにはどうするべきか、ということですね。
もちろんディーラーや担当者の考え方、訪問する側の属人性によってもかなり変わると思われますが、あくまでも「ぼくが感じたこと」となります。
その1 やはり腕時計はそれなりのものを身につけていったほうがいい
自動車ブランドと腕時計メーカーとの多くのコラボが示す通り、両者には密接な関係があります。
そのためか自動車ディーラーの人も(車が好きであればあるほど)腕時計に関心が高いように思われ、そして評価の高い腕時計を身につけている場合が多いようですね。
ぼくが見た中だとウブロ、オーデマピゲ、ロジェ・デュブイ、ロレックス、ブライトリング、タグ・ホイヤー、オメガ、パネライなど(やはり自動車という工業製品を販売しているためかムーブメントに定評のあるブランドが選ばれることが多く、ブルガリやカルティエ、ルイ・ヴィトンなどファッション/ジュエラー系は少ない)。
よってぼくらもそれなりの腕時計を身につけて行ったほうが話も弾むかもしれませんし、そうでなくともディーラーの担当者が「コイツはできる」と思ってくれるかもしれません。
なお、腕時計が見えやすいよう、試乗時には左ハンドルだと右腕に、右ハンドルの車の市場だと左腕に腕時計をはめてゆくのがベター。
ブライトリング、タグ・ホイヤーあたりがまだ(中古で)安価にて入手できるのおすすめですが、やはりオーデマピゲ、パテック・フィリップあたりだと破壊力は高そうです。
試乗中、同情するディーラーの人からぼくらの「手」はよく見えることになり、その意味でも爪を切るなど最低限の身だしなみは整えておいたほうが良いかとは思います。
その2 乗ってゆく車は関係ない
別の投稿でも記載しましたが、高価な車に乗ってそれ以下の価格帯の車を扱うディーラーに行ったり、新車に乗ってディーラーにゆくと逆に「縁がない(コイツは買わないだろう)」とディーラー側から判断される可能性も。
よって乗ってゆく車が安かろうが古かろうが関係ない、とぼくは考えています(むしろ古い車の方が買い替え見込客だと判断されやすい)。
その3 堂々とした態度で用件をはっきり伝える
たとえ買えない価格帯の車であっても、おどおどしていると「何しに来たんだこいつ」的雰囲気が伝わってしまうので、あくまでも態度は堂々と(威張るという意味ではない)。
ディーラーに入るときに背筋を伸ばし、ディーラーの人がいれば会釈をし、できれば「こんにちは」と声をかけ、「●●(車の名前)を見に来たのですが」「●●(車の名前)の試乗をしたいのですが」と伝えればオーケー。
なお試乗については多くのディーラーで予約フォームがあり、予約の上で訪問すると扱いがちょっと違う(高い興味を持っていると判断される模様)ように思います。
要は落ち着いた自信を持った振る舞いをする、ということですね。
その4 着ているものは意外と重要
これは「高価なものを着ていないといけない」というわけではなく、何らかのポリシーが必要である、と考えています。
いかに高価なものを着たり身につけていても似合っていないと意味はありませんし、全く逆効果、ということもあり得る、とも思うのですね。
キッチリした服を着ていればそういった人に見られますし、カジュアルな服を着ているとカジュアルな人に見られ、スポーツウェアを着ているとスポーティーな人に、そして派手な服を着ていると派手な人に、という感じですね。
「セルフプロデュース」に通じるところもありますが、自分がどういった人に見られたいのかということが重要で、もしくは逆に「誰にどう思われようと構わない」という強い意志の感じられるものでも構わないとは思います。
ちなみにぼくは椎間板ヘルニア発祥以後はほとんどジャージを着てどんなディーラーも訪問しますが、一応腕時計と靴、バッグには気を使うように。
靴とはこの場合スニーカーということになりますが、これも高価なもの、というわけではなく「運動靴っぽくない」ということで、例えばナイキのスニーカーだとこんな感じのものよりは、
こういったほうがオシャレに見えるのでは、と考えています。
その5 話題
初めてそのディーラーを訪れた場合、お互い初対面のはずなので、共通の話題というと「そのディラーの車」しかないと思います。
よって最初はその車についての話になると思いますが、相手はその車のプロなので、「知ったか」は禁物。
なのでぼくはまず「格好良いですよね」等の差し障りのないところからスタート。
やはり自分の扱っている製品を褒められて嬉しくない人はいないと思われ、そこから話が広がる、と考えています。
そして「格好良いですよね」に対するディーラーの人の返答によってその人となりがわかると思われ、例えば異常な情熱を持ってその車を語る人であれば「この人は話を引き出したほうが良さそうなタイプだ」と判断できるかもしれませんし、同じく熱く語る人でも「デザイン寄り」なのか「スペック寄り」なのかでまたそのあとの方向性も変わると思われ、逆に「話し下手っぽい」人であればこちらから話を振らないとな、ということにはなります。
つまりぼくらは客と営業マンである以前に「人と人」であり、人同士が円滑にコミュニケーションを取る方法を模索することも考えねばならず、「客だから」といって受け身でいるのはあまり良くない、と考えているわけです。
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